商品説明 近世日本相撲史 全5巻 戦前昭和初期～昭和30年代の相撲情報を網羅 日本相撲協会監修 1000部限定版
第1巻 昭和2年～昭和10年 326ページ第2巻 昭和11年～昭和20年夏場所 390ページ第3巻 昭和20年秋場所～昭和29年365ページ第4巻 昭和30年～昭和34年 391ページ第5巻 昭和35年～昭和39年 406ページ
財団法人日本相撲協会博物館運営委員 監修昭和50年～昭和56年ベースボール・マガジン社 発行カラー・モノクロ化粧函入 金箔押し布張り上製本各巻 約39ｘ27ｘ8cm重量 約25kg各巻 合計
非常に重く、ひとまとめにするとゆうパックの重量制限を超えてしまうため、2箱に分けて発送いたします。

■商品内容
戦前昭和初期～昭和30年代の相撲に関する全てを網羅して掲載。各年の大相撲の出来事（カラー・モノクロ写真多数）、幕内勝負・好取組の手捌き、十両以上星取表、幕下以下星取表（昭和9年夏以降）で構成。
第2巻～第5巻には、十両以下番付一覧、新弟子検査合格者一覧を収載。臨場感あふれる取組み写真、力士のオフショット写真を始め、力士のデータなど満載の大変貴重な資料本です。

■『近世日本相撲史』刊行に際し より
財団法人・日本相撲協会理事畏 春日野清隆
日本相撲協会は、財団法人認可以来間もなく五十周年を迎える。もとより国技・相撲の歴史は僅か半世紀の短きものではない。遠き昔の国譲り神話や野見宿禰・当麻蹶速両雄相争った故事からすれば、日本国の歴史と比肩する長寿を保っているのである。
しかしながら国技の保存・発展・興隆のために、近代的な組織を確立、運営に万全を期するようになったのは、つい五十年前のことに過ぎない。
大正十四年九月、当時の角界にあって指導的役割りを務めつつあった出羽海梶之助等年寄代表十八名は、文部省に対して財団法人認可の申請を行ない、同年十二月二十八日付をもって設立が認可されたのである。
爾来五十年、我々の先人は幾多の艱難・障壁を越え、精進努力の末、隆々盛威の今日につながる基盤を作りあげてきた。
この間の経緯を正史によって明らかにし、広く世間の理解を仰ぎ、更に後続する者たちへの資として遺し置くのは、我々の責任であり、かつ義務でもあろう。
武蔵川前理事長は、その在任中より日本相撲協会正史の編纂に心を寄せられ、相撲博物館所蔵の資料と協会所有の文書・記録等をもって法人認可以降の相撲史・協会史を著せ、と折りにふれ時に応じて慫慂されてきた。後事を託され、協会指導の任に当たりつつある我々としても、その志は当然継ぐべきものであると信じ、相撲博物館運営委員が責任監修し、ベースボールーマガジン社より刊行することに決定したわけである。
また本書の題字は、入江相政侍従長にお願いし、快諾を得て巻頭を飾ることができた。昭和四十六年、蔵前国技館改修の際、正面玄関に掲げる『国技館』の文字をお書き戴いた故からである。向後、相撲の続く限り永久に、この書は巻を分けて刊行されゆくのである。
昭和四十九年十二月二十八日

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